こちらは、大阪・京都を中心にアレクサンダー・テクニーク(AT)を教えている
アレクサンダー・テクニーク教師、土岐織珠子のホームページです。
頑張ってもうまく行かない状況、解決したいこと、をATを使って見直すことで、 お一人お一人が人生をもっと楽しく笑顔で生きられるよう、サポートしたいと願っています。
アレクサンダー・テクニークについて
どんなもの?
ATは「自分の使い方」を磨くためのツールです。
「自分の使い方」を磨いていくと、
痛みの根本的解決、パフォーマンスの向上、の助けになります。
パニックになったり、緊張のために能力を発揮できない、といった状況で
柔軟に対応できるようになります。
私たちは、無意識のうちに身体を緊張させており、
要求度の高い状況ほどそれが強まる傾向にあります。
私たちはどんな時でも、「自分をどのように使うか」を選択できるのですが、 そのことに気づかず、「習慣」という一つの選択肢を無意識に選んでいます。
習慣的な使い方には不必要な緊張が含まれ、この緊張を繰り返すことによって、腰痛や肩こりなどの痛みが生じたり、疲労の原因となります。
また、スポーツやパフォーマンスでは、
自分の持つ本来の能力を発揮することを邪魔してしまいます。
ATでは、身体の本来の設計に基づいて動くこと、
そして動作を行うときにその過程に注意を払うことを学び、
無駄な緊張をやめていきます。
その結果、動作に伴う痛みが改善したり、疲れにくくなったり、
スポーツ、ダンス、歌、楽器の演奏などのパフォーマンスが向上します。
どんな風に役立つの?
1. 痛みや疲労の改善
→ 腰痛、肩こりなどを解消したい方疲れやすい方
猫背など姿勢の悪さや身体のゆがみを気にしておられる方 不必要に緊張している状態では、
特定の筋肉が必要以上に活動し、他の筋肉が怠けている状態です。
不必要に自分を緊張させることをやめることを学んでいくと、
全身の筋肉が協調して働くようになります。
それに伴って痛みや疲労が改善します。
※2008年8月19日に権威ある英国の医学雑誌で、「ATは慢性的な腰痛に長期的な効果がある」という調査結果が掲載されました。
2. アスリートやパフォーマーの技術の向上
不必要な緊張を加えるのをやめることを学ぶと、動きの美しさが現れてきます。自分の能力を充分に発揮でき、より自由な表現が可能になります。
舞台や人前であがってしまう、といったことにも役立ちます。
※海外の有名な音楽学校、演劇学院などがATを教育の一環としています。
ジュリアード音楽院、ワシントン大学、ニューヨーク・アクターズスタジオ、
英国王立演劇アカデミー、ロンドン音楽演劇学院、オーストラリア国立演劇学院 etc
3. ボディワーカー、セラピストや介護士の方に
少ない力で効果的な施術をすることに役立ちます。介護の際に自らの身体への負担を減らし、
クライアントとの円滑な関係づくりにも役立ちます。
4. 妊婦さんに
大切な赤ちゃんを育む身体のために。妊婦さんに多い腰痛などにも役立つことでしょう。
5. 自分を知り、その可能性を高める
身体の緊張は、心と切り離せません。あらゆる不要な緊張は「・・・しなくては」とか「・・してはだめだ」
といった、強制的または否定的な思考から発しています。
その否定的な思考を建設的な思考に変えることが、不必要な緊張をやめることにつながります。
このようにして心身が解放されていくと、自分の可能性が広がっていくことに気づくでしょう。
6. アンチエイジング
年をとると腰が曲がっていくのは「当たり前」なのでしょうか?!AT的に見ると、腰が曲がっていくのは、長年のその人の「使い方」の結果です。
不必要な緊張(プレッシャー)は、私たちのからだ全体を「押し下げる」方に働きます。
これを何十年も繰り返すと、身体の構造がその押し下げられた状態に固定してしまうのです。
身体に不要な押し下げを加えない使い方を学んでいくと、
年齢を経ても、すっと背筋の伸びた状態でいられます。
実際、アレクサンダー教師たちには年齢不詳の方がたくさんおられます(笑)
7. ステキに、美人になる
心身の緊張をやめていくことで、その人の本来の魅力が輝きはじめます。身体を押し下げることをやめると、すっと背が伸びます
(レッスンを重ねると、多くの方は押し下げが減り、身長が伸びます。)
筋肉の不要な緊張が減ると、血液循環が良くなり、
呼吸が楽になりますので、肌のつやも良くなります。
レッスンを受けたあとに顔の表情が明るくなる、ということはとてもよくあります。
8. 幸せになる
どんなときに不幸だと感じますか。望むものが手に入らないとき?
物事が思うように行かないとき?
ATで、より良い自分の使い方を学んでいくと、
今まで困難に思えていた状況にも柔軟に対応できるようになってきます。
そうすると、不幸と思えていたことが変化してくるかもしれません。
<ハリウッドスターや著名人もATを取り入れています。>
キアヌ・リーブススティング
ポール・マッカートニー
ポール・ニューマン
ジョージ・バーナード・ショウ(劇作家 ノーベル文学賞、アカデミー脚本賞受賞)
レイモンド・ダート教授(人類学)
作った人は?
F.M アレクサンダー氏(F.M. Alexander 1869-1955)
が声の問題を自ら解消しようと試みる過程で生まれました。
アレクサンダー氏はタスマニアに生まれ、偉大な俳優になることを夢見ていました。
その才能を認められ、舞台に立って演じ始めたものの、声が出なくなってしまいました。
医者に相談すると、舞台に出るのをやめ、のどを休ませるようにアドバイスを受けます。
それに従うと治るのですが、舞台に立つと再び声がかすれてしまいました。
医者に相談しても医者は解決策を教えてくれません。
FM氏が思いついたことは、舞台に立っている時にやっている何かが声の問題の原因となっているのではないか、ということでした。
そこで鏡の前に立って演じている自分を観察しはじめたF.M氏。発見したことは、声を出そうというその瞬間に、首の筋肉を緊張させ、頭を後ろに引き下げることによって、のどにプレッシャーをかけ、発声を邪魔していたことです(頭と脊椎の関係)
。
これをきっかけに、頭と脊椎の関係が、私たちの全身のバランスの鍵となっていることがわかりました。
それならば、頭を引き下げるのをやめればいいのだ、と考えたFM氏ですが、ここからが困難な道のりでした。
鏡を見ながら、頭を理想的なところへ持っていこうとしますが、詩を朗読しようとしたその瞬間、習慣的なパターン(頭の引き下げ)に戻ってしまうのです。
自分がやっていると思った通りことを実際はできていない、ということに気づき、FM氏は唖然としました。(感覚的評価はあてにならない)
そこでFM氏が考え出したのは、自分の感じに頼ることをやめ、起こってほしいことを思うということでした。
この発見によって、FM氏は自分の邪魔をしていた習慣をやめることができ、声の問題がすっかり解消しました。
アレクサンダー氏は1904年からロンドンで俳優に教え始め、アレクサンダー・テクニークは、当時の知識人のあいだに広まりました。